実は近々引越します。
それを機に着物を処分することにしました。
留袖、訪問着、小紋、喪服、等々。
自分で買ったものもあるけど、高価なものは結婚する時に親が揃えてくれたものばかりなので、親に申し訳なくてずっと処分できずにいましたが、親も以前から処分していいよと何度も言ってくれていたので、思い切ることにしました。
フリマアプリで売ることも考えたんだけど、1,2枚ならともかくそこそこ量があるのでね。チマチマ売ってらんねー!ってことで出張買取をお願いしました。CMなんかでもおなじみの業者さんです。
ネットでの評判も事前にチェック。
買取額に関してはまぁまぁ評判良かったです。押し売りならぬ押し買いについては、着物の他に貴金属とかありませんか?と聞かれた時にありません!と毅然と言えれば大丈夫みたい。
というわけで、値段に関係なく売ってしまうと心に決めて当日を迎えました。
さて当日。
来られたのは午前9:30頃だったでしょうか。
若いお兄ちゃんでしたが、物腰の柔らかな人でした。丁寧だし、最初から最後まで無理矢理な買取は一切ありませんでした。買取の意思を何度も確認してくれたし、売り払う前に写真を撮っておきたいという申し出も快く受けてくれました。お兄ちゃんの個人的資質ではなく会社全体の取り組みだと思うのでその点は安心して利用しても大丈夫だと思います👌
特に感心したのは会話を録音させて頂いてよろしいですか?と聞かれたこと。まあ最近多いですよね。音声電話で「尚この電話は品質対応向上の為に録音させて頂きます」的な。
驚いたけど「逆に安心です」と返事しました(笑)
査定の流れの中で言われたことは
・紋付きは買取不可
・下着(襦袢)は新品でも買取不可
・帯揚げなどの小物も買取不可
ということ。
それらは全部残ってしまったので、思ったより手元に残ってしまったのは誤算でした😱
査定そのものは本人が査定するのではなく、一つづつ写真を撮ってそれを本部に送って本部が査定するシステムだそうです。
査定の結果待ちの時間に他に売れるものはありませんか?と聞かれました。
これも売るつもりでいたので、昔、お小遣いで買ったファッションリングを5点ほど出しました。
指輪に関しては、小さい石はほとんど価値がないそうで、ほぼ地金の値段だけなのだそうです😓 それでも先に言っちゃうと、着物よりよっぽどいい値段で売れました。
そんなこんなで査定終了。
買い取ってもらえたのは、
の計8枚。
お値段全部で¥4,000也😭😭😭
親が揃えてくれたことやその値段を思うと切なくなる値段です😢
私のように割り切って気持ちの踏ん切りがついている人にはいいかもしれませんが、手放す踏ん切りがついていない人はリメイクとか寄付とか、もう少し別の手放し方を検討してもいいかもしれません。
ちなみに所要時間は私の場合はほぼ半日。
帰られたのはちょうどお昼頃でした。
後日、売れ残ってしまった紋付きや襦袢、そもそも査定には出さなかった小物や浴衣の付け帯などをブック○フ系列の買取店に持ち込みました。
こちらのお値段は千円どころかワンコインでした😭
総括。
思い出や買取額を重視するなら買取業者には頼らない方がいいと思います。
私の場合は、買取額の残念感より、ずっと処分したいのにできないモヤモヤとストレスから解放されたことの方が大きかったようで、気分がスッキリしました😃👍
それでもね。
勧めてくれたとはいえやっぱり親には処分したことはこの先も言えそうにありません😅